VoIP QoS サービス保証テスト

VoIP QoS サービス保証テスト - 高性能 Voice-over-WLAN (VoWLAN) ネットワークにおけるサービスレベル契約(SLA)の維持を検証および保証するために設計されています。 VoIP QoS サービス保証テストは、複数の VoIP 通話とデータトラフィックが存在する場合に基盤 WLAN 機器によって提供されるネットワークのサービスレベル容量、パフォーマンス、通話品質基準、およびサービスレベル保証を自動で判定するソリューションを提供します。

VoIP などのリアルタイムの遅延感知アプリケーションの普及に伴い、高優先度の音声およびビデオトラフィックが低優先度データトラフィックとメディアを効率的に共有するためにサービス品質(QoS)プロトコルが必要不可欠です。 VoIP QoS サービス保証テストスイートは、音声、ビデオ、およびデータの混在をサポートする WLAN ネットワークの VoIP サービスレベルとサービス容量を定量化および定性化します。 VoIP QoS サービス保証テストスイートは、WLAN のサービス差別化能力を実証するための包括的な機能テストを提供し、IEEE 802.11e 標準(および WMM)に対する準拠の検証、リグレッションテスト、およびパフォーマンス限界テスト/解析を可能にします。

こうしたテストは、開発および QA サイクルの初期に問題を特定し、テスト範囲を向上させ、テスト環境を自動化するために設計されています。 このテストスイートを使用することで、市場投入時間が短縮され、テスト範囲が向上し、トリプルプレイワイヤレスネットワークの配備を最適化できます。

VoIP QoS サービス保証テストセットアップ
VoIP QoS サービス保証テストセットアップ

特徴:

  • WLAN ネットワークの音声サービスレベル容量を判別
  • 変化するベストエフォートトラフィック負荷が存在する環境における、一定の音声通話負荷を処理する WLAN 基盤機器のサービスレベル契約(SLA)のブレークポイントを特性化
  • VoIP 通話品質を、全体的な R 値(MOS スコア)とリアルタイムおよび履歴(傾向分析など)R 値変動として測定
  • ネットワーク全体で異なるトラフィック優先度のエンドツーエンドのスループット、待ち時間、およびジッタを検証
  • セキュリティと QoS 出力節約プロトコルの影響が音声品質に干渉しない事を確認
  • QoS パフォーマンスの問題を積極的に特定し、配備前に対処
  • 標準の QoS ベンチマーク基準を使用して、マーケティング、開発、QA、および顧客の間の期待を調整

仕様

特長 説明
テスト結果
  • このテストスイートはリアルタイムの結果および最終的なテスト結果と基準の両方を提供します。 こうした結果はカンマ区切り値(.CSV)ファイル形式または HTML にエクスポートし、結果の分析やレポート作成を容易にすることができます。
  • 自動生成される PDF テストレポートは、包括的なグラフ、テストの説明、テスト結果の重要性のほか、ドリルダウンの詳細結果を含むエグゼクティブサマリを提供
  • リアルタイムのカウンタはテストの進捗を追跡し、障害が発生した際の状態を反映
  • 統合されたキャプチャ機能により、テストの実行中に双方向のトラフィックキャプチャが可能
  • クライアント毎および QoS フロー毎のテスト結果の分類はテスト対象のシステムの動作に関する全体像を提供
テストと基準
  • サービスレベル容量テスト - このテストは、特定の低優先度のバックグラウンドおよびベストエフォートトラフィック負荷が存在する場合に、指定された SLA(音声通話 R 値/MOS スコア)に対してサポート可能な音声通話の最大数を測定することにより、特定のサービスレベルに対して指定されたレベルの高優先度 VoIP トラフィックをサポートするための WLAN 基盤の容量を判定します。
  • サービスレベル保証テスト - このテストは、バックグラウンドおよびベストエフォート(低優先度)トラフィックの変動に合わせて、高優先度(音声およびビデオ)のサービスレベルを測定することにより、変化するベストエフォートトラフィック負荷が存在する環境において一定の VoIP 通話負荷を処理する WLAN 基盤機器のサービスレベル契約(SLA)ブレークポイントを判別します。 これは変化するトラフィックパターンを通じて複雑な使用シナリオを実証します。
  • サービス差別化テスト - このテストは、802.11e 標準により定義されている優位度機能を使用する際、複数の VoIP 通話とデータトラフィックが存在する場合に、基盤 WLAN 機器によって提供されるパフォーマンス、容量、および通話品質の基準を判定します。
テスト構成
  • GUI インターフェースはテスト間をすばやく移動できるように階層ツリー形式で表示
  • テスト別の導入画面はグラフィカルな形式とテキスト形式の両方でテストを説明し、テストの選択が容易
  • すべてのテストはポート、クライアント、トラフィック、およびテストのセットアップに対してタブベースの構造に従い、一貫性を維持し、使いやすいインターフェースを提供
テスト制御
  • 時、分、秒単位の所要時間
  • 試行、ポート、およびクライアントの数
  • DUT 安定時間、レイヤ 3 学習パラメータ(ARP-IPv4、学習時間、時効時間)
  • リアルタイム統計の更新間隔
  • 隠れたノード問題、バックオフタイマ衝突などをエミュレートするためのクライアント衝突可能性制御
  • 異なるセキュリティタイプ、出力節約レベル、および AP からの距離による可変クライアント構成
クライアント制御
  • 出力レベル、フレームエラー率、PHY データレート、セキュリティ、出力節約、QoS 出力節約(U-APSD)
  • MAC アドレスおよび IP アドレス、アソシエーションレート、接続再試行
  • 4 つの異なる 802.11e QoS アクセス分類に関連付けられたメディアアクセスパラメータ
トラフィック制御
  • 802.11e/802.1D によるユーザー優先レベル
  • VoIP 通話(G.711、G.723、G.729)
  • トラフィック負荷: 固定または段階
  • バーストまたは一定のランプ
  • データペイロードタイプ(RTP、UDP、TCP、ロー IPv4)、データペイロード内容
  • 単方向/双方向転送

最小要件

IxVeriWave テストシステム
  • 1 個の IxVeriWave WT90 または WT20 システム
  • 1 個の WaveBlade Wi-Fi(WBW1101)
  • 1 個の WaveBlade イーサネット(WBE1101)
ホストコンピュータ
  • x86 ベース PC、Microsoft Windows XP を実行
  • SP1 または SP2、1 GHz プロセッサおよび 256 MB RAM