WaveQoE(エンドユーザー QoE テスト)は、ネットワーク開発者、QA 技術者、インストール担当者、および IT スタッフ向けに、教育、小売、企業、病院、通信事業者ネットワークといったさまざまな使用状況で、ビジネスアプリケーションの動作を正確に判別する機能を提供します。 アプリケーションパフォーマンス基準はシステムの測定値が必要な品質レベルに達しているかどうかを判断する手段を提供します。 こうした基準は結果を正しく定量化して、品質しきい値の点で SLA(Service Level Agreement)を定義し、実際に測定されたテスト結果を必要な SLA と比較します。

WaveQoE はアクセスルータ、ゲートウェイ、セキュリティ対応スイッチ、アプリケーションアクセラレータ、および WAN アクセラレータといった、エッジネットワークデバイスのテスト用に設計されています。

WaveQoE を使用すると、現実世界の導入シナリオをモデル化し、エンドユーザーのQoEを把握することが容易になります。 変更や付加サービスの計画を効果的に行うための「What If」シナリオを作成できるので、ネットワーク管理者、サービスプロバイダ、およびネットワーク機器ベンダにとって最適なソリューションといえます。

一般的な WaveQoE アプリケーション
一般的な WaveQoE アプリケーション

特徴:

  • 統合されたワイヤードおよびワイヤレスネットワークに関する単一システム自律テストソリューション
  • 事実上すべての LAN および WLAN ネットワークアプリケーションを関連するユーザーミックスと動作特性とともに表すトラフィックモデルを使用可能
  • 特別なネットワーク動作に適合させるために独自の使用モデルを作成
  • 重要なアプリケーションを実ネットワークに導入する前にパフォーマンスを効果的に確認
  • さまざまなワイヤードおよびワイヤレスネットワーク展開に対するアプリケーション認定処理を確立
  • アプリケーションパフォーマンスに影響する機器設計の欠陥を開発サイクルの初期段階で検出
  • 間欠的なパフォーマンス問題をテスト環境で再現させ、トラブルシューティングを容易にするとともにサービスレベルを向上
  • 異なるクライアントおよびアプリケーションのセキュリティスキームの複雑な相互作用にさらされているネットワークにおいて、セキュリティホールを特定および修復
  • テストおよびサポートのコストを大幅に削減し、テスト/デバッグ/修正のサイクルを効率的に改善することで、市場投入までの時間を短縮

テストの説明

WaveQoE はワイヤードおよびワイヤレス LAN におけるクライアント、サーバー、およびトラフィックプロファイルの複雑な相互作用を正確に複製します。さまざまなネットワーク環境で見られる使用プロファイルとトラフィック混合を再現することにより、テストはエンドユーザーのQoEに影響を与える主要なアプリケーションレイヤ基準を測定し、レポートします。 複製されるネットワークには次のものが含まれます。: 医療、教育、空港、倉庫、病院、店舗、ホットスポット、およびサービスプロバイダ管理サービス

仕様

特長 説明
テスト結果と基準
  • WaveQoE テストはリアルタイムの結果および最終的なテスト結果と基準の両方を提供します。 こうした結果はCSVファイル形式または HTML にエクスポートし、結果の分析やレポート作成を容易にすることができます。
  • 自動生成される PDF テストレポートはエグゼクティブサマリを提供します。これには包括的なグラフ、テストの説明、結果の重要性、およびドリルダウン分析用の詳細な結果が含まれます。
  • テストレポートのサンプルを表示する
  • 結果には次のようなユーザー体験に直接影響する基準が含まれます。
    • VoIP MOS スコア、動画 MDI スコア、HTTP/FTP Goodput レベル、FTP ファイル転送時間など
    • リアルタイムで表示される時間経過結果
    • 合計予定負荷、提案負荷、および実績負荷
    • SLA を満たしたトラフィックタイプのトラフィックフローのパーセンテージ
    • SLA を満たした各クライアントタイプのクライアントのパーセンテージ
クライアント制御
  • 802.3 リンク速度 / 802.11 PHY データレート
  • VLAN タグ / WMM QoS
  • セキュリティのしくみ
  • MAC アドレス(自動/手動)
  • IP アドレス(DHCP/静的)
  • ワイヤレスクライアント用
    • 送信出力レベルとフレームエラー率
    • WMM 許可制御
サーバー制御
  • 802.3 リンク速度
  • VLAN ID
  • MAC アドレス(自動/手動)
  • IP アドレス(DHCP/静的)
トラフィック制御
  • トラフィックタイプ毎に異なる SLA しきい値
  • ソースサーバー
  • トラフィック負荷
  • トラフィックフローレート
  • トラフィック方向
  • 802.11e/802.1D に従ったユーザー優先度
  • マルチキャスト音声/動画
  • HTTP(1.0、1.1): GET、POST
  • SIP 信号(有効/無効)
  • VoIP コーデックタイプ - G.711、G.729、G.723
  • MPEG-2 トランスポートストリーム
  • FTP: USERNAME、PASSWORD、GET、PUT、ファイルサイズ
  • TCP、UDP
テスト制御
  • WaveQoE 垂直配備モデル
    • 企業
    • 医療
    • 倉庫
    • 教育
    • サービスプロバイダ
    • ホットスポット
  • クライアントまたはトラフィックベースの WaveQoE ビュー
    • ゲートウェイ、ルータポート、またはアクセスポイント毎のクライアント数
    • クライアントタイプ
    • トラフィックタイプ
    • 混合中の特定のクライアントタイプのパーセンテージ
  • テスト期間(時間、分、および秒)
  • トラフィックベースの WaveQoE ビュー:
    • クライアントタイプ
    • ゲートウェイ、ルータポート、またはアクセスポイント毎のトラフィックレベル
    • トラフィックタイプ
    • 混合中の特定のクライアントタイプのパーセンテージ

最小構成

IxVeriWave テストシステム 1 x IxVeriWave WaveTest 90™ または WaveTest 20™ システム
  • イーサネットのみの場合:
    • 2 x IxVeriWave Gig-E ポート(WBE1104)
  • イーサネットと WLAN の場合:
    • 1 x IxVeriWave Gig-E ポート(WBE1101)
    • 1 x IxVeriWave WLAN ポート(WBW1101 または WBW2000)
IxVeriWave ソフトウェア IxVeriWave L4-L7 ステートフルクライアント生成パッケージ
ホストコンピュータ
  • X86 ベース PC、1GHz プロセッサおよび 256MB RAM
  • Windows XP SP2、または Linux(2.6 以上のカーネルレベル)