WLAN ローミングテスト

WLAN ローミングテスト - アクセスポイント(AP)間をローミングする数百台のモバイルクライアントを処理するための基盤クラス WLAN ネットワークとネットワークコンポーネントの機能を分析する、自動化されたテストの完全なセットを提供します。 このテストは、ローミング遅延、ローミング中の通話品質、およびモバイルクライアントを処理するネットワーク全体の容量を正確に測定します。

一般的な WLAN ローミングテストセットアップ
図 1: 一般的な WLAN ローミングテストセットアップ。
一般的な WLAN ローミングテストセットアップ
図 2: 一般的な WLAN ローミングテストセットアップ。

WLAN ローミングテストは VoIP over WLAN を含む、スケーラブルなクライアントトラフィック生成による自動化されたテストを通じた WLAN モビリティパフォーマンスの実現に焦点を当てており、ワイヤレス空間における再現性と信頼性を備えた基準の早急なニーズに対応します。 このため、ユーザーは WLAN 基盤ネットワークデバイスの動作をすばやく分析することが可能です。 クライアント起動ローミングのほか、コントローラ起動ローミングがサポートされ、シン AP アーキテクチャとシック AP アーキテクチャに対応しています。 WLAN ローミングテストは WaveApps テストスイートの一部であり、簡単なセットアップ、包括的な結果レポート、テスト自動化のサポートを提供するとともに、最高レベルの柔軟性とカスタマイズを維持します。

特徴:

  • 単一のローミングクライアントから数百台のローミングクライアントまでテストを拡張し、テスト対象システム(SUT)に現実世界の状態に相当する負荷を加える
  • クライアントが複数の AP 間をローミングする複雑なローミングシナリオを作成し、信号強度や距離に関連する減衰など、クライアント毎に正確で再現性のあるモビリティ動作を生成
  • さまざまなセキュリティと暗号化のスキームを利用して、モバイルクライアントを処理するための SUT の機能を特性化
  • 最大ローミングクライアントロード、クライアント毎/BSS 毎のローミング遅延やパケット損失などのシステムの主要基準を決定
  • テストの自動化により、リグレッションテストなど長時間に渡るテストを促進
  • 自動生成テストレポート機能により、テスト結果を管理者または顧客に報告
  • WaveTest の直感的で使いやすい GUI フロントエンドおよび再現性の高い基準により、テスト所要時間を短縮して、市場投入時間を削減

仕様

特長 説明
テスト結果と基準
  • リアルタイムで提供されるクライアント接続、カウンタ、およびテスト結果のステータスにより、テスト進捗を正確に追跡
  • 測定される基準のリアルタイムのグラフ
  • 分析の容易化とレポート生成のために、完全なテスト結果を HTML および CSV ファイル形式で利用可能
  • 自動生成される PDF テストレポートは、エグゼクティブサマリ、グラフィカルなテストセットアップ、テスト手順の詳細、結果グラフ、表形式のドリルダウン詳細など、テストの包括的なビューを提供
  • テストレポートのサンプルを表示
  • 統合されたキャプチャ機能により、テストの実行中に双方向のトラフィックキャプチャが可能
  • ローミング遅延およびパケット損失テストは、クライアントが AP 間をローミングする際に発生する遅延とパケット損失の最小、最大、および平均を算定
  • ローミング負荷テストは、ユーザー定義のローミング遅延において接続切断を発生させない事を前提に SUT がサポート可能なクライアントの最大数を確定
クライアント制御
  • クライアント送信出力レベル、PHY データ速度、セキュリティスキーム、バックオフ回数
  • MAC アドレスおよび IP アドレス、接続速度、接続再試行
  • BSSID リストおよび BSSID 毎の滞留時間など、クライアント毎のローミングシーケンス
トラフィック制御
  • トラフィック負荷(固定またはステップ)(fps/Mbps)、フレームサイズ
  • データペイロードタイプ(UDP、TCP、ロー IPv4)、データペイロード内容
  • 単方向/双方向転送
テスト構成と制御
  • 階層ツリー形式の GUI によりテスト間のすばやい移動が可能
  • 導入画面はテスト手順を説明し、テストセットアップをグラフィカルに表現
  • テストポート、クライアントの数、トラフィックのタイプ、およびフレームパラメータはテスト毎に簡単に構成可能、または全テストで共有可能
  • テスト所要時間(時、分、および秒)と試行回数を設定
  • SUT 安定時間、レイヤ 3 学習パラメータ(ARP-IPv4、学習時間、時効時間)
  • クライアント切断のしきい値とローミング失敗の定義を設定
  • 空間的および一時的に広がったローミングクライアントを定義
  • ユーザー定義の間隔でリアルタイム統計を更新

最小要件

IxVeriWave テストシステム
  • IxVeriWave WT90 または WT20 システム
  • 1 個の 4 ポート WaveBlade Wi-Fi (WBW1104)
  • 2 個の 1 ポート WaveBlade Ethernet (WBE1101)
ホストコンピュータ
  • x86 ベース PC、Microsoft Windows XP を実行
  • SP1 または SP2、1 GHz プロセッサおよび 256 MB RAM